Weekly Contents #15

2024.02.29 - 2024.03.06

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📺 あちこちオードリー トム・ブラウン

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あちこちオードリー 2024年2月28日、オードリーの後輩SP。ゲストは、トム・ブラウン、ヤーレンズ。

トム・ブラウンが「漫才コントの歴史に手をかけたつもり」と言っていたのがとても良かった。今年の M-1 の個人的な衝撃度で言えば、トム・ブラウンのネタが一番すごかった(とはいえ、全て観たわけじゃないので、あくまで自分が観た中での話)ので、この発言は余計にかっこよく感じた。

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📻 「きしたかののブタピエロ」OPドラマ

TBSラジオが運営している若手芸人が地上波枠を目指す「N93」というPodcast 番組枠の月曜日担当、芸人「きしたかの」がやっている「きしたかののブタピエロ」という番組。

番組の存在自体を知らなくて、初めて聞いたが、オープニングトーク(ドラマ?)が面白すぎて、その部分だけ過去回全部さかのぼって聞いてしまった。岸が芸能人の声真似をしながら、おふざけラジオドラマをやり、それに高野がつっこんで行くと言うスタイル。ただただくだらない。岸と高野は中学の同級生らしいが、ほんとに中学生の悪ふざけとしか思えなくて最高。

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📻 THE SIGN PODCAST S12-E7: 2024年ベスト映画『夜明けのすべて』を読む

SIGN PODCAST S12-E7。話題は映画『夜明けのすべて』。ゲストは、俳優の中田クルミ、映画ジャーナリストの宇野維正、映画・音楽ライターの木津毅。

「寄り添う」という言葉をどう捉えるかという議論が特に印象に残った。自分はこの映画を観たとき、登場人物同士の距離感が絶妙だと感じたが、実は、三宅監督とこの映画の主題との間の距離感にも通じることに気づかされた。「ポリティカルコレクトネスを題材にした映画が広告的に感じる」という話が出たが、その視点はある種で共感でき、この映画では「寄り添う」ことだけでなく、「当たり前にあること」を描いている部分が、とても意義深いと感じた。

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🎞️ エメラルド・フェネル「Saltburn」

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エメラルド・フェネル監督の長編第2作目「Saltburn」。あまり詳しくないが、イギリスっぽい映画だと言えると思う。自分の中でイギリスの映像作品といえば、「このサイテーな世界の終わり」というドラマが思い浮かぶが、そのドラマとも似た雰囲気を感じるしね。

主人公のオリバーは、自分とは境遇が全然違うけど、たまにすごく気持ちがわかるようなシーンがあって、それが不思議な距離感で感情移入させられる映画だったと思う。後半、あっという間に十数年の時が流れ、その間の出来事はほとんど描かれない。でも、オリバーが Saltburn に囚われたままだったこと、彼の執念みたいなものが、何も説明しなくても納得でき、それはきっと、前半で上手に、オリバーの狂気の深淵を描いてるからなんじゃないかと感じた。

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